確定拠出年金(401K)・iDeCoをやってますでしょうか。
私は確定拠出年金を10年やっています。成果は以下です。
2021年5月は海外株式インデックスが伸びているので、運用利回りが9.48%です。
始めたきっかけは、入社した会社の年金制度が確定拠出年金であったためです。
今回は、確定拠出年金でどのような商品を選べば良いのか解説します。
対象の読者
- 確定拠出年金・iDeCoでどのような商品を選べば良いのか迷っている方。
- 商品変更をしようと考えている方
結論
- 全世界、海外などの株式インデックスを選択
- 国内株式は所有資産の割合で入れるかどうか考える
- 定期貯金は絶対にNG
- リタイア近づいたら債権を増やす戦略は401Kではイマイチな気もする
確定拠出年金・iDeCoを始めるに当たっての注意点
確定拠出年金(401K)・iDeCoを始めるきっかけって、大体以下かなと思います。
- 就職してその企業が確定拠出年金を採用している場合
- 確定拠出年金を採用していない会社に努めている、自営業などで積立型の年金制度を利用したい場合
私は上側でした。
今回の話は、確定拠出年金を利用する状況に迫られていて、どの商品を選ぼうかというのが焦点です。
確定拠出年金・iDeCoを利用する、しないは気にしていないので、その点ご注意願います。
商品を選ぶに当たっての注意点ですが
- 銀行員、担当者の言うことを真に受けない
- 周りの人の意見は参考にしない
- 年金制度なので途中でお金を引き出せない
まずはこれについて解説します。
銀行員、担当者の言うことを真に受けない
いわゆる、時間を切り売りして働いている人の意見です。
また、投資に詳しいわけではなく、確定拠出年金の商品について説明ができるだけです。
投資しているかも怪しいです。
どうしても、定期預金を何%か組み込んだ、ド安定の案を押してきます。
定期預金組むぐらいなら、普通預金にお金貯めていた方がよっぽどマシです。
周りの人の意見は参考にしない
周りの人の属性によりますが、定期預金型の商品を平気で選択します。
つまり、投資の知識に乏しい人が多いです。
新卒で大企業に入社した場合、新人が集められてその場で商品を決める可能性があります。
そうすると、他人の意見に左右されやすいです。
なお、私の確定拠出年金の場合は、利用している人の年利の統計を参照することができます。
定期預金型がメインの方は大体、30%くらいでしょうか。
組織によって割合は違うとは思いますが、ぼちぼちいると思ってください。
こういう方が周りにいると、惑わされそうになるので注意が必要です。
年金制度なので途中でお金を引き出せない
当然ですが、年金制度なので途中でお金を引き出せません。
企業年金ならこの問題は気にすることではないのですが、iDeCoのような自発的に選択する場合は認識しておく必要があります。
何を選べか良いのか?
前にこんなツイートしました。
新卒くらいの年代で、確定拠出年金を利用する方向け。商品選びの参考に。
・海外株式インデックス系メインで良い
・国内株は微妙。入れても良いが伸びないかも
・若い年代で債権を選ぶ理由はあまりない
・定期預金型は絶対ダメ。貯金すれば良い
定期預金型組み込んでいたら、スイッチングした方が良い— draftone_ch (@DraftoneC) June 16, 2021
定期預金型は確定拠出年金に組み込むメリットまったくないので、組んでいたら今すぐスイッチングするべき。
以下解説していきます。
- 全世界、海外などの株式インデックスを選択
- 国内株式は所有資産の割合で入れるかどうか考える
- 定期貯金は絶対にNG
- リタイア近づいたら債権を増やす戦略は401Kではイマイチな気もする
全世界、海外株式インデックスを選択する
20代、30代の方は投資期間が長いので、リスクのある投資でも元本割れの可能性はほとんどないです。
お見せできないのですが、確定拠出年金、iDeCo(イデコの場合はちょっとあるか分からないです)にはシミュレーション機能があって、どのように資産が増えるのかシミュレーションできます。
シミュレーションすると分かるのですが、実は運用がうまく行かなくても運用しないより儲かります。
つまり、投資しないという選択肢はぶっちゃけ無いです。
これは、様々な理由があり、例えば以下のような理由です。
- ドルコスト平均法である程度均される
- 海外株式インデックスは成長している
国内株式は所有資産の割合で入れるかどうか考える
資産を分散するという考えで国内株式を入れたくなりますが、正直な話、全て海外株式インデックスでも良いです。
日本より海外の方が幅広く投資するので、分散という意味では理にかなっています。
とは言え、日本に住んでいる場合、3,40年後に資産の価値が大幅に乖離することは無いと思うので、ある程度組み込んでおくというのも手です。
ただ、どっちかというと海外の方が伸びて、日本が伸びない可能性の方が高い気がしますので、どうかなという感じです。
確定拠出年金以外に、金融資産を持っていて海外メインであれば組み込んでも良いと思います。
定期貯金は絶対にNG
現状、世界経済はインフレ傾向なので、損失を被る可能性が高いです。
定期貯金は金利が低いということもあって、3,40年後の紙幣価値に追従しない可能性が高いです。
デフレ傾向なら多少はありなのですが、その流れではないのでやめましょう。
伸びている方に乗っかるというのが基本です。
リタイア近づいたら債権を増やす戦略は401Kではイマイチな気もする
リタイアが近づいたら、キャッシュを生みやすい債権に比重を置くというのが定番戦略です。
ただ、確定拠出年金だとキャッシュ生むわけではないので、どうかなという感じです。
リタイアまで10年切ったら、海外株式インデックスを買わずに、債権買うくらいが良いかなと思います。
まとめ
確定拠出年金・iDeCoで何を選べば良いのか解説しました。
年数経つとかなり差が出るので、より良い選択をしましょう。