
これについて答えます。
対象者
- 投資経験が無い。または、ほとんどない
- 投資してみたいけど、元本割れが不安
人的資本という投資先を除くと、私の結論としては以下です。
結論
- 持ち株
- 海外インデックス投資
元本割れの可能性が低いこと、先が読めやすいのが理由です。
投資先を追求していかないのであれば、上記のどちらかが良いです。
なお、損しても責任は取れませんのであしからず。
投資について
投資について、「大きい金額でないと、投資しても意味が無い」
という人も一定数います。
確かに、あまり大きい金額でないなら、人的資本にお金をかけた方が効率が良いです。
英語、プログラミング、資格の勉強などです。これも投資の1つです。
そのような意見は一理あるのですが、投資経験が未熟なのであれば投資経験を積む意味を含めて、金融商品に投資をした方が良いです。
投資をしない人について
私の経験上、大体、以下に属しています。
- 投資してみたいけどやらない
- 元本割れが不安
- 教えてくれたらやる、けどやらない
私は会社員ですが、全く投資をしていない人は少なくとも30%くらいはいるという印象です(組織によりますが)。
私の務めている会社の確定拠出年金では、年利1%以下が30%くらいです。
これって、明らかに定期預金に入れています。
また、確定拠出年金は投資しやすい部類なので、これが定期預金=全く投資していないと言って過言ではないです。
残りの7割が投資に積極的かという話もあります。
がっつりやっている人は、大体10-30%くらいじゃないでしょうか。
投資のポイント
投資するに当たり、まずおさえておきたいポイントを解説します。ポイントは以下。
- 投資した時点で儲かるものに投資する
- よく知っているものに投資する
- 価値が上昇し続けるものに投資する
「投資した時点で儲かるなんてうまい話、あるわけ無いじゃん。」って声が聞こえてきそうですが、実際にあります。
世の中、ローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターンだけではないです。
まずは、ローリスクでハイリターンがあるところから抑えていくのが重要です。
もちろん、ローリスクでハイリターンがあるところには人が群がり、結果的にローリスク・ローリターンになりがちではあります。
ですが、こういったリスク無しでリターンを得ることを体験するのが良いです。
持ち株制度
持ち株とは、定期的に勤め先の株を購入できる制度です。
務めている会社に持ち株制度があるなら、必ずチェックしておきましょう。
普通に株式投資するよりも安全です。理由は以下です。
- 業務内容を把握している
- 奨励金がある場合は、元本割れのリスクがあまりない
私の場合は、奨励金と言って購入金額の10%くらいを会社が負担してくれる制度があります。
※業績に応じて割合は変わる。
株価って10%も値下がりするケースはあまりなく、10%負担してもらえればかなりの割合で利益が出ます。
株価が変わらなければ、10%利益が出ます(税金は未考慮)。
なお、私の周りではほぼ間違いなく儲かるという状況でも、やってみたいと言いつつやらない人が多かったです。
ちなみに、私の務めている会社の制度は改悪されていきました。
メリット
- 業績が良ければほぼ儲かる
- 事業の中身を良く理解して投資している
事業の中身を理解して投資するというのが、自然とできるのが持ち株の良いところです。
投資をする上で重要です。
デメリット
- リスクヘッジにはならない(勤め先の会社の業績が傾くと、給料、賞与、持ち株に影響が出る)
- 通常の株より、売るのに手間がかかる
海外インデックス投資
全世界投資かアメリカのインデックス(S&P 500など)投資です。
歴史的に見て、長期的に上昇し続けるので安定しています。
細かい理由は置いておきますが、海外のインデックスに投資する理由は以下です。
- 資産は拡大し続ける
- 新陳代謝があり、伸びる企業の銘柄を採用
- インフレ傾向
- 何も考えずに買えば良い
- 手数料が安い
ざっくり言うと、
以降ループです。
このループが正常であれば、基本上昇していきます。
ただ、このループに問題があると、上昇していかなくなります。
例えば、企業の規模、業績が伸びなくなると資産が拡大しないので、投資規模が小さくなります。S&P 500はだめな企業は取り除いていくので、伸びない可能性というのが低くなっています。
この辺は色んな意見があるかと思います。
経験則で語られている点を含めて、いつか大幅に下がるのではないかということです。
S&P 500はアメリカの確定拠出年金(401K)としての投資先として有力なので、ぶっ飛ぶことは考えにくいと思っています。
メリット
難しいことを考えずに買えば良い
手数料が安く、長期的に恩恵を受ける
デメリット
単純増加ではなく、下落する年もある(1年で10-30%下落する場合もある)
当たり前ですが、下落したら売る、上昇したら買うを繰り返すと、資産が減ります。
下落したら買って、上昇しても持ち続ける(買い続ける)というのが重要です。
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まとめ
まずは、少額でも良いのでやってみるのが大切です。