私の失敗談についてです。
経歴については、以下を参照してください。
大きな失敗として2つあります。
- ゲーム開発
- 仮想通貨のマイニング工場
今回は、仮想通貨のマイニング工場での失敗について解説していきます。
再現性はあるのか無いのか分からないですが、参考になれば幸いです。
先に結論から言うと
- ビジネスするなら長期的に安定することをする
- 初期投資の回収を優先する
- トレンド初期から始める
- 固定資産の処理は面倒
経緯
ざっくりですが、以下流れです。
- 2017年の6月頃に仮想通貨のイーサリアムが沸騰したのをきっかけに、マイニングを始める
- 2017年12月頃のバブルの恩恵を受ける
- 2018年1月ごろにマイニングを本格的に開始。マイニング工場の計画を立てる。
- 2018年暴落する。マイニング工場の計画を辞める。
平たく言うと、大きく投資する前に計画が破綻になったので、助かった話です。
マイニングを始める頃の話
当時、仮想通貨という単語は聞いたことがあったのですが、気にもとめていませんでした。
ただ2017年の6月頃にイーサリアムが3万円台になったという、Yahoo!ニュースを見て、
「マイニングって言うのがあるんだ。やってみよう」
みたいな感じで始めることになりました。
PCゲーマーだったので、既にGPUは刺さっていました。
また、PCゲームにも使うので、GTX1080のSLI組んでおけば良いじゃんみたいな感じになり、投資もあっさりする流れでした。
GTX1080は当時としては、2番目の性能だったと思います(1番はGTX1080Ti)
2017年7月にGTX1080を2枚購入し、マイニング生活の始まりです。
仮想通貨のマイニング用のリグの設置
GTX1080はそれなりに成果を出し始めました。
大きく稼ごうと思うと、規模の拡大が必要です。
ということでマイニング専用マシンを構築することにしました。
細かいことを置いておくと、グラボ18枚くらいでマイニングしていました。
以下のような専用のリグとメタルラック上にマザーボードむき出して(絶縁はしている)、12枚グラボを設置していました。
仮想通貨にも投資をしていて、2017年12月には恩恵を受けました。
この頃は、常に部屋の温度が30度を超えていて、冬でも窓全開にして半袖、半ズボンで生活できました。
マイニング工場の構想
当時、企業もマイニング工場を構築したりしていましたので、マイニング工場は現実味がありました。
ただ、マイニングして稼ぐとなると、数を並べる必要があります。
オフィスを借りて、そこでマイニングをすることを検討していました。
また、管理プログラムの作成を検討していました。
結果的には、仮想通貨の価格が下がり、儲からなくなったので計画は破綻しました。
反省点
仮想通貨は良く知られているように、値動きが大きく、長期的な保証が無い分野です。
こういう分野では、参入と撤退が容易でないと厳しいです。
ですので、反省点としては以下のようなことが挙げられます。
長期的に安定するビジネスをすること
副業でも会社起こすでもそうですが、初期投資がある程度発生すると、回収する時間が必要です。
また、利益が出る時間も長ければビジネスは安定します。
長くビジネスをしたいのであれば、長期的に安定する分野を選択するのが良いです。
初期投資の回収を優先する
結構ありがちなのが、利益が出るとすぐに再投資してしまうパターンです。
大きく稼ぐとなると、再投資が効率が良いのですが、再投資に失敗すると損失を被る可能性があります。
まずは確実に初期投資を回収して、損をしない状況を作って儲けを出すのが良いです。
精神的にも安定するので、無理な判断が減ると思います。
トレンド初期から始める
素直に参入が早ければ早いほど、リターンが大きい傾向はあると考えています。
本当に儲かるのか検証している間に、月日が経ってチャンスを逃すということが良くあるなと感じます。
固定資産の処理は面倒
単純に物を買うと処理に困ります。
物があまり必要ない、副業やビジネスをすると良いです。
利益が何かに依存している場合は、替えが利くか検討する
収入源が1ヶ所だと何か起こった時に、収入が途絶えてしまいます。
替えが利くなら良いのですが、利かない場合はビジネスが終わってしまいます。
まとめ
仮想通貨のマイニング工場での失敗について解説しました。
失敗から学ぶことはかなりあるので、良い経験になりました。
何事もやってみるのは重要だと思います。
