
これに答えます。
SBIバンガード S&P 500とは
SBIバンガード S&P 500は情報量が多いので、分けて説明します。
- SBIはSBI証券のこと。
- バンガードは米国の投資会社バンガードのこと。
- S&P 500はスタンダード・アンド・プアーズ500種指数のことで、米国のインデックスのこと。
S&P 500ざっくり言うと、アメリカ版日経平均みたいなものです。
バンガード社がS&P 500の投資商品を出しているのですが、それをSBI証券が提供しています。
私はバンガード S&P 500 ETF VOOに投資しています。
ツイート上だと、画像には銘柄までは出していないのですが、S&P 500 ETF VOOのみの成果です。
色々使ったりして回り道もしたが、資産1000万まで行きそう。確定拠出年金も含まれています。あと、車を売ると+100万くらいかな。ここ10年で良かったのは、
・持ち株(奨励金15%くらい+配当+キャピタルゲイン)
・S&P500(2018年から)
あまり個別株は購入していないです。— draftone_ch (@DraftoneC) June 11, 2021
S&P500はこれ。バンガード S&P 500 ETF VOOです。
昔、研修行った時に教えてもらって、その日から積み始めました。最近は別の所にお金入れているので、あまり積めてはないですね。
VOOは単価が上がっており、定期的に積みにくくはなっている。今からの人は、別のETFもあるのかなと思います。 pic.twitter.com/nsrsP507iz
— draftone_ch (@DraftoneC) June 11, 2021
巷ではFIRE(Financial Independence Retire Early movement)という、アーリーリタイアが流行っています。
FIREでは投資をするのですが、その投資先としてバンガード S&P 500 ETFは有力候補の1つです。
実際のところどうなの?
私は2018年から開始したのですが、SBI バンガード S&P 500 ETFである必要はないです。
当時はSBIが手数料格安であったため、SBIが良いのではという話でした。
最近はどこの証券会社でも手数料が安いので、選択肢が広まった感じはあります。
インデックス投資をするなら以下が重要です。
- 世界規模であること
- 手数料が限りなく安いこと
- 投資会社が潰れないこと
日本経済はともかく、世界の経済は伸びていきます。
一律伸びていくわけではないですが、投資先が分散されているのでリスクヘッジになります。
S&P500は米国のみですが、世界経済の6割は米国なのでS&P500で良いと考えています。
この辺は人によって考え方があるとは思います。
投資信託は手数料が格安であることが非常に重要です。
長期間投資するので、定期的に手数料がかかると、手数料が馬鹿にならないです。
インデックス投資の有効性
長期的に見ると米国だと年利12%、日本だと年利8-10%くらいです。
税金の関係で、米国在住の方が良いと聞きました。
それでも年利8-10%位はあるので十分有効です。
以下のグラフは年200万円投資し、年利8%のケースです。
20年に渡り4000万円投資して、9152万円にまでなります。
20年目は863万円増えているのですが、投資している200万円を除くと、663万円増えています。
ここから言えることは、
- 複利の力は偉大
- サラリーマンでも1億円くらいの資産を築ける
- 投資するならできるだけ早いほうが良い
ここまで説明して、ありそうな話は
「年200万円も投資できないよ」
「机上の空論じゃね」
というところでしょうか。
年200万円も投資できないよ
金額に拘る必要はないのですが、入金力がものを言う部分もあります。
解決策としては以下2つ
- 投資期間をできるだけ伸ばす
- 投資金額をなんとか捻出する(入金力を上げる)
投資期間をできるだけ伸ばす
年利8%だと大体10年で2倍になります。
先程は20年という計算でしたが、もう10年伸ばすと2倍くらいになります。
30歳から始めて50歳だと約1億円、60歳だと約2億円というところでしょうか。
投資金額をなんとか捻出する
効果の高い定番の捻出方法は以下です。
- 共働きで夫 or 妻の給料を投資につぎ込む
- 節約(自炊、飲み物は持参など)
共働きは定番のパターンのようで、あまり深いこと考えずに資産を構築できます。
私は、飲み物持参はどうかなという感じですが、要は節約して投資するというのが基本です。
インデックス投資にひたすら投資する人は、かなりの節約家が多い気がします。
机上の空論じゃね
S&P500は毎年成長しているわけではないです。
上昇する年もあれば、下落する年もあります。
長期的に見て成長するので、大体上記のグラフのようになります。
ただ、暴落イベントが定期的にあります(リーマンショックや新型コロナなど)。
これにどうやって耐えるのかがポイントです。
- ドルコスト平均法で投資する
- 暴落時に投資する
結局の所、上昇、下落するのは読めないので、定期的に積み立てて平均化するというのが基本です。
また、暴落時に積み立てるというのが重要です。
要は下がり続けることはないので、下がった時に積み立てるとリターンが大きくなります。
暴落時に一時的に売却して凌ごうと思ってしまいがちですが、下がって売る、上がって買いは資産が目減りする定番パターンです。
個別株なら上昇する保証がないので損切りという手段もありますが、インデックス投資は長期的に投資するので、積み立てるという戦略が大切です。
結局どれに投資すれば良いの?
先程、SBI バンガード S&P 500 ETFである必要はないですと述べました。
ただ、良く分からなければSBI バンガード S&P 500に投資すれば良いと思います。
S&P500は分かりやすい投資です。理解できているものに投資するのは非常に重要です。