室内で多肉植物、サボテンを育てたいと思うのは、誰もが通る道だと思います。
本記事では、室内で多肉植物・サボテンを育てるコツについて答えていきます。
室内で多肉植物・サボテンを育てられるのか?
室内での多肉植物・サボテンの育てるコツの話の前に、室内で多肉植物・サボテンを育てることができるのか解説します。
結論を先に言うと、
多肉植物・サボテンを室内のみで、育てようとするとそれなりに大変です。
なぜなら、多肉植物・サボテンの多くの種類は、日当たりが良くないと良く育たないためです。
まずは、室内で多肉植物・サボテンを育てるに当たり、誤解を解いていきます。
植物を室内で育てたいと思う主な理由は、以下のような項目が挙げられます。
・室内に緑を取り入れたい
・インテリアとして飾りたい
室内に緑を取り入れたい
この、室内に緑を取り入れたいというのが、植物を室内で育てることが可能であると思う理由です。
室内に緑を取り入れたいというワードは良く耳にすると思います。
これって経験上、観葉植物をイメージしていることが多いです。
観葉植物は室内で育てることが可能な品種も多いので、室内に緑を取り入れるのにはぴったりです。
このイメージがあると、植物は室内で育てることが可能である。という結論に至ります。
しかし実際は、基本的に植物は外で育つものですので、室内で育てるとなると様々な問題が生じます。
その様々な問題を解決せずに室内で育ててしまうと、最悪枯れてしまう可能性があります。
インテリアとして飾りたい
多肉植物やサボテンは特徴的なフォルムをしているので、インテリアにピッタリだということになりがちです。
これは、盆栽にも同じ傾向があります。
経験上、以下のような項目に当てはまるものがインテリア化してしまいがちです。
・ガーデニングのイメージがないもの →庭に植えるイメージがない=室内
・メディア、書籍、通販サイトの映像や写真で室内に飾られている →室内で育てるもの
特に気をつけたいのが、メディア、書籍、通販サイトなどの映像や写真です。
栽培の風景はハウスなのですが、植物の展示や商品写真が室内であったり、室内をイメージしていることがあります。
ただ実際は、一時的に植物を室内に置いているだけで、管理はハウスや外であることが大半です。
メディアや書籍によっては、室内で飾りたい場合は数日だけ置いて、基本は外で管理するといったことが書かれています。
これを知らずにイメージ先行で育てると失敗します。
続いて、多肉植物、サボテンを室内で育てるコツを解説していきます。
多肉植物・サボテンを室内で育てるコツ
ポイントとしては以下となります。
・室内に太陽の光が当たるところがあること
・室内で育てやすい品種を選ぶ
・定期的に鉢を回転させる
適した環境の時に外に出す
日照不足や風通しの改善につながるので、定期的に外に出すと良いでしょう。
ただ、適した環境の時に外に出すようにしないと、駄目にする可能性があるので気をつけましょう。
太陽の光が当たるところがあること
直射日光がNGの品種もあるのですが、そもそも太陽の光が入ってこない場所では育てることはできないです。
また、最近の家は気密性を上げるために、窓が小さい傾向があります。
その場合、太陽の光が当たるところが少ないこともあるので、予め考えておく必要があります。
ポイントとしては、日照時間と日光の強さをおさえておくと良いでしょう。
注意点として、日照時間は日光の強さで補うことはできないです。
日照時間が短い環境であるならば、陽の光が大量に必要な品種は避けた方が良いでしょう。
LEDで日照時間を補う方法もあります。
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室内で育てやすい品種を選ぶ
丈夫であったり、ハオルチアといった強い日光が不要であったりする品種を選ぶと良いでしょう。
定期的に鉢を回転させる
日の当たる向きが一定なので、定期的に鉢を回転させる必要があります。
まとめ
室内で多肉植物・サボテンを育てるコツについて紹介しました。