サボテンのマミラリアの育て方

マミラリアって書かれているサボテンを入手したけど、どうやって育てれば良いのだろう？

こういった疑問に答えます。

サボテンのマミラリアの育て方

マミラリア ルエッティ

サボテンのマミラリア属(Mammillaria)の育て方を紹介します。

マミラリアの種類

マミラリアには様々な種類があります。

種類によって自生地の環境が異なるため、特性が違うこともあります。

Mammillaria gracilis 'Oruga'オルーガ

Mammillaria luethyi マミラリア ルエッティ

Mammillaria plumosa 白星

Mammillaria schiedeana スキディアナ 明星

置き場所

日当たりの良い、屋外の雨の当たらない場所に置きます。
夏場は50%程度の遮光をします。

冬場は簡易温室に入れて管理するか、昼間は外に出し夜は室内に取り込むようにします。

水やり

鉢の中まで乾いてから水やりをします。

冬は断水するか月に1,2回程度水やりをします。

植え替え

用土の劣化や根詰まりにより生長に問題が発生するので、数年に1回程度、定期的に植え替えするようにします。

なお、鉢からはみ出る場合は植え替えをします。

一回り大きい鉢に植え替えるようにします。

子株がとれてしまったら

植え替え時、子株が外れてしまうことがあります。

その場合は、土の上に置いて置きましょう。

そのうち、根が出て育っていきます。

種子の採り方

マミラリアは交配が容易なので、交配にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

種子を採る手順は以下になります。

• 受粉させる
• 実を採取する
• 実から種子を取り出す

受粉させる

受粉には自家受粉と他家受粉があります。

自家受粉ができるかどうかは、品種によって異なります。

手順は以下となります。

• 雄しべから花粉をとる
• 雌しべに花粉をつける

受粉に成功すると結実します。

実を採取する

マミラリア スキディアナ 明星

マミラリアの場合は、受粉に成功してもすぐには実はならず、時期を明けて結実することが多いです。

実は赤からピンクっぽい人参みたいな形の実がなります。

実から種子を取り出す

マミラリアの実

実には発芽を抑止する成分が含まれていますので、赤い実を取り除きます。

種子は水洗いをして乾燥させます。

種まきの方法

多肉植物・サボテンの種まきの方法が通用します。

詳細は以下の記事で解説しています。

まとめ

サボテンのマミラリア属(Mammillaria)の育て方を紹介しました。