これに答えます。
結論
自分が育てている品種の本は基本買い
私は2021.6月時点で出版されている、多肉植物・サボテンのNHK趣味の園芸12か月栽培ナビNEOは全て所有しています。
この記事では、なぜ買いなのか解説していきます。
他の書籍は多肉植物・サボテンの書籍レビューで解説していますので、興味があれば参照ください。
Youtubeでも解説しています。
ラインナップ
多肉植物・サボテンのNHK趣味の園芸12か月栽培ナビNEOは以下4冊。
- ハオルチア
- コーデックス
- サボテン
- エケベリア
一律1500円+税です。
構成はどの本も基本的に同じです。
- 代表的な品種
- 自生地の環境
- 育て方年間カレンダー
- 月ごとの詳細な管理方法
- 各種作業の方法
ハオルチア
ハオルチアの特化本。靏岡 秀明著
マニアックな記載はあまりなく、あくまで趣味の園芸の延長線上にあるという感じです。
基本的な育て方はかなり充実しています。
もう少しコアな内容もあると、沼にハマっていく人もいそうだなと思ったりもします。
コーデックス
コーデックスの特化本。長田 研著
季節ごとの手入れ方法や作業内容が一通り書かれています。
この本も、マニアックな記載はあまりなく、あくまで趣味の園芸の延長線上にあるという感じです。
コーデックスという括りが幅広いので、他の本よりも薄い感じはします。
「自分はこの品種持っているのだけど、イマイチささらないなぁ」みたいな感じです。
ただ、一通りカバーはされているので、これで十分という方も多いかなと思います。
サボテン
サボテンの書籍。山城 智洋著
この書籍はサボテンを夏型と一括にせず、サボテンの種類に応じた育て方が載っています。
また、実生、つぎ木、つぎ降ろしなどの手法にも触れています。
コーデックス、ハオルチアと比べるとコアな内容の印象です。
趣味の園芸にあまり載ってなかった内容な気がします(見逃しているのかもしれないですが)。
エケベリア
エケベリアの書籍。松岡 修一著
メジャーな品種については、品種ごとの育て方のポイントが記載されており参考になる。
エケベリアの特性からか、珍しく寄せ植えに関する記載がある。
広く浅くの本より内容が濃いので、エケベリアを育てていて、専門書を所有していない場合はおすすめ。
アガベ
アガベの書籍。靍岡 秀明著
アガベのみ取り扱った書籍はあまりないので、アガベ育てているなら素直におすすめです。
買いの理由
私が推す理由は以下
- 著者が信頼できる&著者が割と身近にいる
- タイトルの種について、きっちり掘り下げられている
- 毎月の育て方について記載がある
- 写真と文章のバランスが良い
- 写真のクオリティが良い
- 値段が手頃
著者が信頼できる&著者が割と身近にいる
多肉植物・サボテン界のプロが書いています。
また、著者の方々はお店開いていたり(オンラインショップ含む)、卸していたりするので、著者の方々の多肉植物・サボテンを入手することができます。
私も、所有していますが、非常に質が良いです。
気になる方は、お店に行ったりしても良いかもしれないです。
実際に多肉植物・サボテンにノウハウが反映されているので、書かれている内容も信頼できると言えます。
タイトルの種について、きっちり掘り下げられている
多肉本だと多肉植物全体がぼやっと紹介されているくらいですが、きっちり掘り下げられています。
マニアックな内容は少なめですが、育てていて知りたい内容はほとんど記載されています。
毎月の育て方について記載がある
月々やることって違うので、カレンダー無いと不便なんですよね。
また、カレンダーがあっても、ざっくりとしか書かれていないことも多いです。
ですが、この本は月ごとに少なくとも2ページ割いているので、情報量が多く理解しやすいです。
写真と文章のバランスが良い
写真とその説明のバランスが良いです。
書籍の構成が良いと思います。
例えば、品種紹介であれば、写真があってしっかり説明もある。
ほとんど写真のみみたいな、バランスが悪い書籍もあるので、良い構成だなと思います。
写真のクオリティが良い
写真がお粗末な書籍って意外にあったりするのですが、このNEOシリーズは、ぼやっとした写真が皆無です。
ちゃんとしたプロのカメラマンが撮ったのだと思います。
しっかりした本だなと感じます。
値段が手頃
一律1500円+税なので、割と手を出しやすい範囲かなと思います。
まとめ
多肉植物・サボテン系のNHK趣味の園芸12か月栽培ナビNEOについて、解説しました。
かなりオススメの書籍で、買って損しないです。
