これについて答えます。
多肉植物って冬に種まきできるの?
結論から言うと、日本の冬の環境で、種まきするのに適した多肉植物は無いです。
ただ、工夫次第で種まきできないわけではないので、ご紹介します。
実際に私も、冬に実生して育てたこともあります。
冬に種まきするポイントは以下
- 室内管理する
- 寒さに強い植物を選ぶ
- 場合によっては、LEDライトで日照量を補う
室内管理する
そもそも、生長した多肉植物・サボテンでも、外に出しっぱなしで育てることはできないことが多いです。
素直に室内管理しましょう。極力、温かい部屋に置くようにします。
ただ、室内が寒くなる場合は、ヒーターをつけるなど工夫が必要になってきます。
もし氷点下を下回る環境であれば、そもそも冬蒔きをやめた方が良いと思います。
寒さに強い植物を選ぶ
ある程度、耐寒性のある植物を選べば失敗しにくいでしょう。
明らかに、寒さに弱い植物(パキポディウムなど)は蒔かない方が良いです。
場合によっては、LEDライトで日照量を補う
窓際の明るい場所がなく日照量が少ない場合、LEDライトを使用するのも良いです。
ただし、あまり光量が強すぎない方が良いです。
意外と小さいうちは、LEDライトの光で焼けてしまう可能性があります。
冬に種まきする多肉植物の種類の紹介
冬に種まきする多肉植物を紹介します。
メセン類
冬型多肉植物の典型として、メセン類が挙げられます。
秋から春にかけて生長します。
例えば以下のような種です。
- コノフィツム
- リトープス
- etc
生長期間を長くしたいので、8月下旬から11月上旬くらいに蒔くのが理想ですが、冬の早い段階で種まきすれば、成功する可能性はそこそこあると思います。
実生する時期が遅いと、生長に影響するので早めに蒔いたほうが良いです。
ハオルチア
ハオルチアを冬蒔きするなら、室内管理が基本となります。
窓際においたり、LEDで日照量を補填すると良いです。
LEDを使用する際は光量に注意しましょう。
ハオルチアはそこまで強い光は必要ないので、LEDライト焼けする可能性があります。
サボテン
室内蒔きすれば、サボテンも育てられます。
サボテンの実生1年目は日照量は少なめで良いためです。
ユーフォルビア
冬型の品種なら冬に蒔いて、成功する可能性はあります。
屋外だと寒すぎるので、室内蒔きの方が無難だと思います。
春秋型、夏型は春まで待った方が良いでしょう。
アガベ・アロエ
室内蒔きなら発芽すると思います。
アガベに関しては、1月に蒔いたこともありますので十分生長します。
室温の最低気温が5-10度くらいに保てれば、育つでしょう。
冬型品種全般
上記以外にも、冬型品種は種を蒔いて育てることができます。
屋外は寒すぎることが多いので、室内管理が良いでしょう。
まとめ
冬に種まきする多肉植物について紹介しました。