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今回は亀甲竜の育て方を紹介します。
実生の方法については【失敗しにくい】亀甲竜の実生の方法の記事で解説しています。
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亀甲竜の種類について
亀甲竜には2種類あって、一般的に流通しているのはアフリカ亀甲竜です。
・メキシコ亀甲竜(ディオスコレア メキシカーナ Dioscorea mexicana)
個人的には、それぞれの特性の違いを押さえれば、育て方の基本は変わらないと考えています。
まずはアフリカ亀甲竜とメキシコ亀甲竜の違う部分について紹介します。
アフリカ亀甲竜
冬型の多肉植物です。
アフリカ亀甲竜の方が丸い形の葉をしています。
秋から葉が出てき始めるので、その頃から水やりを始めます。
春先に葉が枯れたら断水するか、月に1,2回葉水をします。
メキシコ亀甲竜
夏型の多肉植物です。
メキシコ亀甲竜は葉が尖っています。
春先から葉が伸び始めるので、水やりを開始します。
冬には葉が枯れるのでその頃に断水するか、月に1,2回葉水をします。
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メキシコ亀甲竜の葉
亀甲竜の育て方
亀甲竜の育て方を解説します。
置き場所
風通しの良い、日当たりの良い場所に置きます。
雨の当たらない所に置きましょう。
多少日当たりが悪くても、問題がないことが多いです。
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水やり
休眠期以外は、鉢の中まで乾燥してから水やりをします。
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休眠期はどうするのか
断水します。
葉が枯れない場合もあり、その場合は葉水を数週間に1回位与えても良いでしょう。
暑すぎず、寒すぎずといった適温の場所に置きます。
蔓はどうするのか
株が大きくなければ、特に何もしなくても良いでしょう。
気になる場合は、1本支柱を用意してつたわらせれば良いです。
蔦は切れやすいので、絡まってしまうと元に戻すのは困難です。
大きな株の場合は、逆U字型の支柱を用意すると良いです。
蔦が枯れたら、切ってしまいましょう。
株を埋めるのか埋めないのか問題について
私は、どちらでも良いと考えています。
土に埋めたほうが早く生長するらしいですが、実際のところ良く分からないです。
良い形に育てたいのですが
土に埋めて育てたほうが、良い形に育つ傾向がある気がします。
今のところ良く分からないです。
割れ目に関しては個性なので、大事に育てて上げてください。
気に入った株を入手したい場合は、大きくなった株を購入するか、実生で数育てるしかないかなと思います。
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大きな株にしたい
大きな株にしたい場合は、肥料を多めに与えます。
緩効性肥料を混ぜ込んでおくと良いのですが、コントロールしにくいので、液体肥料で調節したほうが良いでしょう。
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枯らしたりする可能性はあるのか?
枯らす可能性はあるので注意してください。
亀甲竜は土に埋まっているため、悪化していることに気付きにくいです。
小さい株の時は、日当たりが悪い、風通しが悪い、水やりが多すぎが組み合わさってだめになるパターンが多いと思います。
葉が出始める季節になっても葉が出てこないので、その時初めて気づくことが多いと思います。
まとめ
今回は亀甲竜の育て方を紹介しました。
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