前に植えてみたけど、上手く発芽しなかったなぁ。
亀甲竜の実生の方法について紹介します。
亀甲竜の実生の方法
今回紹介する種まきの方法は、以下の種類の亀甲竜に有効です。
・メキシコ亀甲竜(ディオスコレア メキシカーナ Dioscorea mexicana)
個々の特性については、以下の記事で解説しています。
【失敗しにくい】亀甲竜の育て方
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用意するもの
以下のものを用意します。
- 亀甲竜の種子
- ふたができる容器(植木鉢、クリーンカップなど)
- ふた(サランラップでも良い)
- 多肉植物の培養土
- 殺菌剤(ベンレート)
道具については、多肉植物とサボテンを育てるのに必要な道具についてで解説しています。
腰水したい場合はトレーを用意します。腰水の方法は以下で解説しています。
【失敗しない】多肉植物での腰水の方法について
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亀甲竜の種子
交配して種子を採取している人は少ないので、基本的に購入することになります。
園芸店で販売はしておらず、通販で購入します。
国内ならseed stockか多肉植物ワールドがおすすめです。
亀甲竜の種子は輸入をするまでも無いかなという感じはします。
多肉植物・サボテンの国内の種子販売サイト4選
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ふたができる容器(植木鉢、クリーンカップなど)
基本的には植木鉢で問題ありません。
普段使っているのがあれば、それで構いません。
新たに用意するのであれば、以下の記事でおすすめの鉢を紹介していますので、興味がある方は参照してみてください。
多肉植物・サボテンのおすすめ植木鉢
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ふた(サランラップでも良い)
湿度を保ちたいので、ふたを準備します。
サランラップでも問題ありません。
多肉植物の培養土
普通の多肉植物の培養土で問題ありません。
粒が大きすぎない方が良いでしょう。
【簡単】よく育つ多肉植物・サボテンの自家製培養土【作り方】
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殺菌剤
カビが生えることが多いので、殺菌剤をかけます。
私はベンレートを使用しています。
>>Amazon:ベンレート
手順
種まきの手順です。
- 容器に培養土を入れます。
- その上に種を蒔きます。
- 水を入れます。
- 殺菌剤をかけます。私はベンレートを使用しています。
- ふたをします。空気穴がない場合は加工して穴を開けておきます。
- 気温が安定した暗室に置いておきます。
- 定期的に発芽しているか確認します。カビが生えていたら殺菌剤をかけたり、除去したりします。
- 概ね発芽していたら、日の当たるところで管理します。
まとめると、鉢に土入れて種まきすれば良いです。
ポイント
発芽率を向上させるポイントは、暗室に置くことです。
亀甲竜の種子は光を嫌うので、暗いところにおいて発芽を促します。
発芽するまでは暗室に置く
土に埋めても良いのですが、カビが生えることが多いので、種子をむき出しにして、適宜殺菌剤を使用する方が成功率が高いと思います。
鉢上げ
実生後1年くらい経過して、ある程度の大きさになったら仕立て直すと良いでしょう。
枯れたつるを取り除いた後は、通常の多肉植物の植え替えと同じように植え替えれば良いです。
枯れたつるは、引っ掛けたりする要因になるので、処理しておきましょう。
まとめ
亀甲竜の実生の方法について紹介しました。