プレステラという鉢があるのはご存知でしょうか?
プレステラは以下のような、四角型のプラスチック製の鉢です。
お店で多肉植物を見ても、プレステラに植わっていることはまずありません。
ですが、多肉植物を育てるのにプレステラを使っている方は大勢います。
私は2020年にプレステラ90という鉢を200個以上購入して、使用しました。
本記事では、プレステラの良さについて解説します。
多肉植物でプレステラ90を使う理由
非常に使い勝手の良い鉢ですので、プレステラの使い勝手を紹介したいと思います。
プレステラを使う目的
プレステラは主に育成用に使用します。
育成用というと野菜の苗が入っているような、黒いポットを思い描く方が多いのではないでしょうか。
ですが、ポットは形が変形しやすく自立性が欠けています。
その点、プレステラはプラスチック製の鉢のため、変形しにくく持ち運びもしやすいです。
プレステラの優れている点
プレステラが優れている点は以下。
- 自立性がある
- 強度がある
- 四角いのでトレーに収まりが良い
- サークリングしにくい
- 安い
プラスチック製の鉢で機能性の高い四角い鉢はあまりなく、スペースを最大限活用できるのが特徴的です。
効率よく栽培することができます。
丸い鉢だとトレーに収まりにくかったりすることがあります。
スリット鉢なので、根がサークリング(根が鉢の形状に伸びて絡まってしまうこと)しにくく植え替えがしやすいです。
育成用ポットだとまずサークリングしてしまいますよね。
そういったことがなくなります。
プレステラの悪い点
無機質でオシャレ感が0です。
あくまでも育成用と割り切る必要があるかなと思います。
また、鉢自体が軽いので背の高い植物を植えると転倒しやすいです。
プレステラの良い点、悪い点まとめ
まとめると、
メリットが沢山あることが分かると思います。
プレステラの種類
プレステラにはいくつか種類がありますので解説します。
サイズ
サイズは以下になります。
・プレステラ105(3.5号鉢)
・プレステラ120(4号鉢)
・プレステラ90深鉢(3号鉢)
・プレステラ105深鉢(3.5号鉢)
・プレステラ120深鉢(4号鉢)
一見すると何号鉢なのか分からないかもしれないですが、数字の単位はmmなので、90は90mmということになります。
一般的な植木鉢の大きさで表すと、プレステラ90は3号鉢、プレステラ105は3.5号鉢、プレステラ120が4号鉢となります。
色
色は黒、モスグリーン、白、ブラウンです。
人気なのは黒と白のようで、黒は温まりやすいため、白は見た目的に求められている傾向のようです。
プレステラの白はあまり売っていないようです。
販売形態・価格
プレステラ90の相場は1つ15円から20円程度で、販売店や購入数によって値段がまちまちです。
購入の際はこの金額をおさえておくと良いでしょう。
販売形態としては、通販や店頭だとホームセンター、コーナンなどで販売されているとのことです。
フリマアプリでは、プレステラとトレーをセットにしたトレーセットという形では多数出品されています。
トレーは四角い24穴空いたものが標準で、12穴がハーフサイズとのことでした。
どれを選べばよいのか
大抵の場合は、プレステラ90で良いです。
この鉢のメリットはトレーに収まりが良いということなので、サイズが異なるものを混ぜると、使い勝手が悪くなります。
90サイズ、105サイズ、120サイズは好みだとは思いますが、3号鉢相当である90サイズがトレーとの相性が良くおすすめです。
トレーは専用トレーもありますが、収まるサイズであれば専用でなくても問題ないでしょう。
色は熱を吸収しやすく植物が生長しやすくなる、黒がおすすめです。
深鉢について
深鉢は使い所が難しいです。
寄植えなら深鉢の底まで根を張るケースは無いと思いますし、生長した株の場合は、四角いのが仇になる傾向があると考えます。
というのは、多肉植物は丸いフォルムの株が多く、丸い鉢の方がフィットしやすいです。
植え替えの際は一回り大きい鉢にするとよく言われていますが、四角いがゆえに距離を均等にしにくいです。
ハオルチアで使用していましたが、植え替えしにくく今は別の鉢を利用しています。
ですが、トレーに収まりは良いのでトレーを使用している場合は使用を検討したいところです。
まとめ
多肉植物でプレステラ90を使う理由とおすすめのプレステラの種類について、解説しました。
気になる方は購入して使用してみてください!