今回は多肉植物のハオルチアの育て方と増やし方について紹介します。
多肉植物のハオルチアの育て方と増やし方
私も多数のハオルチアを育てていますので、気をつけるポイントなど紹介していきたいと思います。
定番な品種
ハオルチアは葉の硬さで分類すると、軟葉系と硬葉系に分かれます。
軟葉系
葉が柔らかく、葉の先端部分が透明な窓になっている品種が多いです。
代表的な品種は以下になります。
- オブツーサ
- ベヌスタ
- ピクタ
- ピグマエア
- ボルシー
- ギガス
- 玉扇
- 万象
硬葉系
葉が硬くとがった形状の品種が多い傾向です。
十二の巻
ハオルチアの育て方
ハオルチアは弱い光で育つので、室内で育てることができます。
育てるに当たり注意したいポイントを紹介します。
・日光が強すぎると焼けてしまいます。また、弱すぎると徒長してしまいます。
・水を好み、多湿だときれいに育つと言われていますが、過剰な湿度だと根腐れします。
置き場所
戸外の明るい日陰か室内の明るい窓辺に置きます。
強い光は必要なく、直射日光を当ててしまうと焼けてしまうので注意が必要です。
元々の色が緑色の場合、紫色になってきます。
こうなってきた場合は、置き場所を変更しましょう。
数ヶ月程度で元の色に戻ってきます。
湿度を高めに保つと元気に育ちますが、蒸れには弱いので風通しが良い所に置くようにします。
梅雨の時期は、湿度が高く、日照時間も短いため根腐れしやすいので気をつけましょう。
経験上、平均湿度が80%付近を越えてくると危ないです。
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水やり
表土が乾いたら水やりをします。
環境や培養土次第ですが、乾燥しにくい環境の場合は根腐れする可能性があります。
乾燥しにくい場合は、鉢の中まで乾いてから水やりをします。
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肥料
元肥として緩効性肥料を培養土に混ぜ込んでおきます。
混ぜ込んでいない場合は、生長期に液体肥料を与えます。
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植え替え
1年に1回行います。生長期に行います。
ハオルチアはゴボウ根と呼ばれていて、根が太く長くなります。
根が長い場合は、深めの鉢を使用します。
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交配
春頃に花茎を伸ばしますので、他株から花粉を付与したりして交配させます。
自家受粉は基本的にしないですが、する場合もあります。
受粉に成功すると、実が大きくなりますので破裂する前に種を回収します。
回収するタイミングは実の先端が開いてきたタイミングです。
頻繁に確認することができない場合は、短く切ったストローを実に被せておくことで、破裂しても種が飛び散りません。
病気
根腐れ、軟腐病、黒腐病、黒斑病など
害虫
カイガラムシ、アブラムシ、ハダニネジラミなど
増やし方
株分け、葉挿し、種まき、根ざしが可能です。
まとめ
多肉植物のハオルチアの育て方と増やし方について紹介しました。
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詳しいことを知りたい方は以下の記事で解説しています。
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