多肉植物・サボテンの置き場所について、気にしたことはありますでしょうか。
良く聞くのは、「サボテンなんて枯れないよ」みたいな声です。
実際のところサボテンは枯れますし、置き場所が原因の時もあります。
この記事では、多肉植物・サボテンの置き場所について解説していきます。
多肉植物・サボテンの置き場所について解説
多肉植物・サボテンの置く場所をざっくり分類すると
- 屋内
- 屋外
になるかなと思います。
つまり、室内に置くのか外に置くのかということです。
先にネタバレすると、「基本的に外に置くほうが良い」です。
室内は日光が足りなかったり、風通しが悪かったりするためです。
ただ、外の環境が良くない場合は、その限りではありません。
例えば、冬の時期に氷点下まで下がるといったケースです。
置く場所を判断するのに、多肉植物・サボテンにとって環境が良いのか悪いのか判断する必要があります。
多肉植物・サボテンに適した環境を解説した後、定番な置き場所を紹介します。
多肉植物・サボテンに適した環境について
多肉植物・サボテンは様々な種類があり、適している環境が異なります。
そのため、その多肉植物・サボテンに適した場所に置く必要があります。
まず結論を言うと、以下3点が重要です。
- 日当たり
- 風通し
- 雨を回避できるか否か
特に、日当たりは重要で、多肉植物・サボテンにあった日の当たり方をする環境を準備する必要があります。
日当たり
日当たりは植物にとって非常に重要です。
正直な話、土、鉢、肥料とかこだわる前に日当たりをこだわってください。
ですが、家の構造や立地の関係で置ける方角は限られていると思います。
可能なら南側に置くのが良いと思います。
日当たりと言っても日の当たり方は色々あり、大きく分けて以下の4つです。
- 直射日光が当たる所
- 柔らかい光が当たる所
- 半日陰
- 日陰
多肉植物・サボテンの種類や状態によって置き場所を変えましょう。
それぞれ解説していきます。
直射日光が当たる所
文字通り、直射日光が当たる所に置きます。
注意したいのは季節や時間帯によって、直射日光が当たる所に置いて良いものと悪いものがあります。
日本の環境だと春、夏、秋は、遮光するのが一般的です。
特に、夏の直射日光を好む品種は限られており、アガベ(一部)、パキポディウムくらいです。
時間帯も気をつけたいポイントで、西日が当たる所に置いておくと、季節関係なしに焼けてしまうことがあります。
その場合は、軽く遮光しておくと良いでしょう。
柔らかい光が当たる所
表現は様々ですが、夏以外の晴れた日差しや、夏場のレースのカーテン越しくらいだと思うと良いでしょう。
大体以下の感じです。
- 秋から春までの日当たりの良い所
- 春から夏にかけて20-50%くらい遮光した所
日差しが強くないなと感じるくらいで、このくらいを好む植物が多いです。
半日陰
林や森のような葉が少し茂って、光と葉の影が入り混じっているくらいのことを指します。
ハオルチアなど、半日陰を好む品種もあります。
日陰
いわゆる日陰です。
植え替え後や葉挿しなどで安静にさせる場合に、置く場合があります。
なお、日陰を好む多肉植物・サボテンはほとんど無いかなと思います。
風通し
基本的に風通しが良い所に置きましょう。
風通しが良いと
- 温度、湿度が極端に上がったり下がったりしにくい
- 病気になりにくい(菌とかが滞留してしまいやすい)
- 徒長しにくい
です。
メリットが大きいので、風通しは意識するようにしましょう。
風通しが悪い場合は、サキュレーターを置くのも手です。
雨を回避できるか否か
雨ざらしでも問題ない品種も無くはないですが、雨に濡れない方が良いでしょう。
詳しい内容は多肉植物・サボテンの雨対策を参照して見てください。
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おすすめの置き場所
おすすめの置き場所は
- 温室(ビニールハウスなど)
- ベランダ・テラス
- 庭(軒下含む)
- 室内の窓際
です。
温室が最も良いですが、一般の家庭では用意できないことが大半だと思います。
一般的な家庭の場合、ベランダ・テラス、庭(軒下含む)に置くのが、現実的かつ最も良いでしょう。
適宜、簡易温室を利用すると良いです。
室内に置く場合は、光が当たる窓際が良いです。
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季節ごとの置き方
おすすめの置き場所を解説してきましたが、季節によって置き方を変えたほうが良いケースがあります。
主に暑かったり寒かったりする場合です。
夏
夏場の置き場所で気をつけるポイントは
- 遮光した場所に置く
- 涼しい場所に置く
です。
冬
冬場の置き場所で気をつけるポイントは
- 寒さが直接当たらない場所置く
- 必要に応じて簡易温室を使用する
- 不織布、ダンボール、発泡スチロールで覆うのも手
です。
まとめ
多肉植物・サボテンの置き場所について解説しました。