サボテン 多肉植物

多肉植物・サボテンの雨対策

2021-04-13

多肉植物とサボテンの雨対策ってどうしたら良いのだろう?

この疑問に答えていきます。

多肉植物・サボテンの雨対策

雨ざらしにして育てても問題ないという話は時折聞いたりします。

確かに雨ざらしでも問題ない場合もありますが、問題になる場合もあるということです。

以下の流れで解説していきます。

・雨ざらしにしても本当に問題ないの?
・雨ざらしにするメリット・デメリット
・雨を避ける方法

 

雨ざらしにしても本当に問題ないの?

結論から言うと、雨ざらしにしても問題無い品種はある。ただし、程度によります。

問題ない品種としては、多湿を好む多肉植物は問題ない傾向があります。ですが、雨の降る時期や頻度によって、問題が発生することがあります。

雨が長期間降るのであれば、雨を避ける方が無難です。

私の経験上、雨ざらしにすると1割くらいは枯れてしまう個体が出てきてしまうなぁと感じています。実生して強い個体だけ残すスタンスなら良いですが、高価な株や大切な株については雨を避けたほうが良いでしょう。

雨ざらしにする場合はどうすれば良いのか

雨ざらしにする場合は以下をしておくと良いです。

  • 過湿に強い品種であることを確認しておく(雨ざらしにして問題ないか確認する)
  • 培養土の上に硬質な化粧土を敷いて、中の培養土が砕けないようにする
  • 生長期であること

多湿に強いのは前提条件で、水分を欲しがる時期であれば問題ないことが多いです。

雨ざらしにするメリット・デメリット

雨ざらしにするメリット

多肉植物・サボテンを雨ざらしにするメリットは以下になります。

  • 水やりの頻度が少なくて良い
  • 置き場所を選ばない
  • 置きっぱなしで良い

雨の日は水やりする必要は無いですし、雨を避ける必要がないので置き場所を気にする必要が無いです。

雨ざらしのデメリット

多肉植物、サボテンを雨ざらしにするデメリットは以下になります。

  • 乾燥しないうちに雨が降ることで、植物にとって過湿になってしまう
  • 培養土の粒が砕けてしまい、水はけが悪くなる
  • 病気になる時がある

多肉植物やサボテンは過湿の状態が続くと、根腐れなどの問題が発生する品種が多いです。

雨は水やりと違い長時間、水が培養土に当たり続けるので土の粒が砕けてしまいやすいです。

また、梅雨の時期は気温も高いので、病気になりやすいので注意が必要です。

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雨を避ける方法

雨ざらしがNGの品種は、雨を避ける対策が必要になります。

  • 天気予報で雨の日を確認する
  • 温室・簡易温室を使用する
  • 室内に取り込む
  • カバーで覆う
  • 軒下に置く

それぞれ解説していきます。

天気予報で雨の日を確認する

天気予報で雨の日を確認して、事前に対策しておきましょう。

温室・簡易温室を使用する

温室・簡易温室を使用することで、雨がかかることはありません。

簡易温室の場合は、ビニールを閉じる必要がある場合もあるでしょう。

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室内に取り込む

雨が降りそうな時に、室内に鉢を入れるようにします。

取り込む手間がかかるので、鉢の数が多い場合は別の方法が良いです。

鉢数が多い場合は、トレーを準備しておくと移動させるのが楽になります。

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カバーで覆う

ラックなど雨よけが無い場合はカバーで覆うと良いでしょう。

ビニール製のカバーだと通気性が無いので、遮光ネットで代用するというのも良いです。

通常の雨の吹込み対策には十分です。

ただし、屋根の代用には向かないので注意が必要です。
水が溜まって穴から抜けてしまうためです。

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軒下に置く

家の軒下に置くことで上からの雨を防ぐことができます。

ただし、雨の吹き込みは避けられないので、別の方法で対策が必要です。

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まとめ

多肉植物とサボテンの雨対策について紹介しました。

多肉植物・サボテンは乾燥地域が原産地ということが多いので、雨とうまく付き合っていく必要があります。

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