鹿沼土ってどんな土なのだろう?
こんな疑問に答えます。
多肉植物とサボテンで使用する鹿沼土について
多肉植物やサボテンを育てていると、必ず出てくるのが鹿沼土という存在です。
どんな土なのでしょうか。
鹿沼土とは
栃木県鹿沼市から産出される軽石です。
市販されているのは、乾燥した土をふるいでサイズごとに分類したものになります。
酸性土で、通気性、保水性に優れている土です。
鹿沼土のサイズ
鹿沼土のサイズは大体以下の4種となります(販売メーカによって差異はあります)
・小粒(2-5mm)
・中粒(5-10mm)
・大粒(10mm以上)
鹿沼土の種類
鹿沼土の種類としては以下の2つがあります。
・硬質鹿沼土
硬質鹿沼土は粒が硬い種類で、通常の鹿沼土との違いは硬さのみのようです。
粒が硬いと粒が崩れにくく、植え替え頻度を少なくすることができますので、植え替えを苦手とする品種に使用すると良いでしょう。
なぜ使われるのか
通気性や保水性を高める目的で、他の用土と混ぜ合わせて使用します。
鹿沼土は酸性のため、酸性土壌を好む植物に対して混ぜ合わせます。
・通気性が高いため
・保水性が高いため
鹿沼土の使い方
多肉植物とサボテンでの鹿沼土の使い方を紹介します。
培養土として使用する
鹿沼土の小粒から中粒を培養土に混ぜ込んで使用します。
鹿沼土のサイズは株のサイズによって使い分けをします。
大きい株の時は、中粒を使うケースもありますが、大抵は、小粒で問題ないケースがほとんどです。
化粧土として使用する
微粒か小粒の鹿沼土を、多肉植物の培養土の上に5-10mmくらい入れて、化粧土として使用します。
培養土むき出しより、虫が湧きにくくオススメです。
鹿沼土は水分を含むと黄色くなり、乾燥すると白くなるので土の乾燥具合を把握しやすくなります。
写真の鹿沼土は、平和 硬質鹿沼土 微粒を使用しています。
まとめ
多肉植物とサボテンで使用する鹿沼土について、解説しました。
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