このような疑問に答えます。
多肉植物の株分けの手順
多肉植物を増やす代表的な方法は4種類あります。
・さし木
・葉挿し
・株分け
株分けとは
株分けは親株から子株を分けて増やす方法です。
子株ができる品種で用いることができます。
株分けの手順
・手順②:親株と子株を引き離す
・手順③:子株を植え付ける
順番にみていきましょう!
手順①:鉢から親株を抜く
鉢の中で親株と子株が繋がっている品種が存在します。
そのような品種の場合は、鉢から親株を抜いておきます。
手順②:親株と子株を引き離す
品種によってまちまちですが、大体以下の方法で親株と子株を引き離します。
・カッターで親株と子株がつながっている部分を切り離す
・手で子株を押したり持ったりして、親株から子株を引き離す
刃物を使用する場合は刃物を消毒します。
複数の株で実施する場合は、株ごとに消毒するようにします。
自然に取れる場合もありますが、それはそれで問題ありません。
手順③:子株を植え付ける
親株と同様に植え付けます。
サボテンの場合は数週間乾燥させてから植え付けます。
半日陰の涼しい場所に置き、数日後から軽く水やりをします。
気をつけるポイント
株分けをする場合に気をつけるポイントは次の3点です。
ポイント②:元気な株を選ぶ
ポイント③:病気に気をつける
ポイント①:適正時期は生長期の初期
株分けするのは、その品種の生長期が始まった時期にするのが良いです。
生長期だと多肉植物が生長していきますので、自然と根が出やすいです。
生長期の終わりの時期だと、大きくならないで生長期が終わってしまいます。
ポイント②:元気な株を選ぶ
元気な株を選ぶというのも、生長しやすいことから、結果的に増やしやすいです。
ポイント③:病気に気をつける
親株と子株の間に元々つながっていた断面が存在します。
刃物を使う場合は刃物を消毒します。
土も新しい土を使用したり、消毒したりしておきます。
株分けができる品種
株分けが可能な品種を紹介します。
代表的な品種は以下になります。
・ハオルチア
・リトープス
・サボテン全般(子株ができるもの)
株分けに必要なもの
株分けに必要な道具について紹介します。
育成用の鉢
鉢を用意しておくと良いでしょう。
【丈夫で長持ち硬質ポット】 プレステラ 105型 10ヶ組 ブラック
植木鉢については、失敗しない多肉植物とサボテンの植木鉢選びについて、多肉植物でプレステラ90を使う理由とおすすめのプレステラの種類などで解説しています。
失敗しない多肉植物・サボテンの植木鉢選びについて
多肉植物とサボテンに適した植木鉢はどんなのだろう? 植え替える機会って数年に1回だから失敗したくないなぁ。 今回は、多肉植物・サボテン向けの植木鉢の選び方について紹介します。 失敗しない多肉植物とサボ ...
続きを見る
多肉植物でプレステラ90を使う理由とおすすめのプレステラの種類
プレステラってよく聞くけど、どういう鉢なんだろう? プレステラという鉢があるのはご存知でしょうか? プレステラは以下のような、四角型のプラスチック製の鉢です。 アップルウェアー プレステラ 90型 1 ...
続きを見る
土
多肉植物の培養土で問題ありません。
ハサミやカッター
オススメ調査中。
書籍
NHK趣味の園芸 多肉植物 パーフェクトブックには、多肉植物の増やし方について解説があります。
サボテンの場合はサボテンの書籍があると良いでしょう。
まとめ
今回は株分けについて解説しました。