根腐れは多肉植物・サボテンのトラブルの代表格かなと思います。
私も過去やらかしたことがあります。
ハオルチアの根っこだめになってた。
全て取り除いて放置中。 pic.twitter.com/GqWYnisX16— draftone_ch (@DraftoneC) May 18, 2021
本記事では、多肉植物・サボテンの根腐れについて解説していきます。
多肉植物・サボテンの根腐れとは?
文字通り、根が腐ってしまう症状です。
根だけでなく多肉植物の内部まで進行するので、発見が遅れると致命傷になる可能性があります。
根は土に埋まっているので、気づかないうちに症状が進行してしまいます。
主な原因
蒸れてしまう(過湿)が主な原因です。
過湿になってしまうのは、
- 水のやりすぎ
- 乾燥しにくい土、鉢を使用している
- 湿度が高い環境に置いている
- 風通しが悪い環境に置いている
- 日当たりが悪い
です。
根腐れの判断方法
見た目と触った感触で総合的に判断します。
土が1週間以上乾燥していないときは、一度確認したほうが良いでしょう。
葉が変色したり、ぶよぶよになったりします。
土が湿っている状況で多肉植物・サボテンを持って動かしてみます。
根腐れが疑われる場合は、多肉植物・サボテンが動きます。
土が乾燥していると、多肉植物・サボテンはある程度動くので注意しましょう。
復活方法
復活方法はあります!
手順としては、
根腐れしてしまった根や腐った葉を切ったりして取り除きます。
場合によっては、根が全て無くなることもありますが、残しておいても仕方がないので取り除きます。
切り口に根腐れ防止剤(殺菌剤)を塗布します。
薬を使用しなくても大丈夫な時もありますが、塗布しておいたほうが良いでしょう。
風通しの良い半日陰、日陰に置いて乾燥させます。
切り口の断面が広い場合は、新聞紙に包むと良いでしょう。
なお、乾燥にはそれなりに日数がかかります。
初根してきたら鉢植えします。
根腐れの再発防止策
根腐れしてしまった株が発生した場合、環境に問題がある可能性があるので対応しましょう。
- 1週間程度で鉢の中まで乾燥しているか確認する
- 置き場所の環境をチェックする
- 水やりのタイミングが適切かどうか見直す
1週間程度で鉢の中まで乾燥しているか確認する
水やり後、1週間程度で鉢の中まで乾燥しているかどうか確認します。
乾燥しているかどうかは鉢を持って重さをチェックしたり、棒を差し込むことで確認します。
湿っている場合は、根腐れする可能性があるので乾燥しやすい土・鉢に変更します。
置き場所の環境をチェックする
多肉植物・サボテンの置き場所に問題がある可能性があるので、確認しましょう。
- 日当たり
- 風通し
- 湿度
日当たり、風通しは感覚で判断することになるかなと思います。
湿度は湿度計を使って確認しましょう。
湿度計でおすすめはswitchbotです。
グラフも出せるので状況を詳細に把握できるでしょう。
経験上、日中に平均70%以上超えていると、問題あることが多いです。
なお、雨季はどうしても湿度が高くなるので、どうしようもないです。
水やりのタイミングが適切かどうか見直す
多肉植物・サボテンの生長が緩慢な時は、水分を吸う量が減るので過湿になる傾向があります。
育てている種類の特性をチェックして、水やりの回数、タイミングを見直しましょう。
まとめ
多肉植物・サボテンの根腐れについて解説しました。